継続賃料をもとめる4つの算出方法(ⅰ)差額配分法(ⅱ)賃貸事例比較法(ⅲ)利回り法(ⅳ)スライド法のひとつです。利回り法は、現在の賃料の額が、その賃料を決めた時の土地価格に対して、どういう割合(利回り)かを算出し、現在の土地価格に対してその時と同じ割合で計算した場合の賃料はどうなるかという観点から計算する方法です。
計算方法は、現行の純地代に、前回改定時(設定時)から現在までの土地価格の上昇率や物価変動率等を示す各種指数を勘案して求めた変動率(純賃料の割合)を乗じてこれに現在の必要諸経費等を加えて、現時点に相応しい地代を算出します。
現在の土地価格 × 変動率(純賃料の割合)+ 現在の必要諸経費等 =利回り法による賃料